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境川でクロコノマチョウと再会し13回目のカワセミも撮影 (2023-10-30)

  
カメラ OLYMPUS E-520(1台目)
レンズ - ZUIKO DIGITAL -
ED 70-300mm F4.0-5.6

フォーサーズ散歩 with ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

南立石生目町(別府市) 境川への細い道画像を拡大する
南立石生目町(別府市) 境川への細い道

高速道路の少し下流から境川の河川敷広場へ下ります。 なお、レンズは超望遠レンズの ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 です。

境川(別府市) キタテハ画像を拡大する
境川(別府市) キタテハ

飛び石で対岸へ渡ると、さっそくキタテハと出会いました。 キタテハをここまで大きく撮影できたのは初めてだと思います。 キタテハは決して珍しい蝶ではないようですが、境川ではあまり見かけないように思います。

境川でよく見かける蝶は、ヒョウモンチョウ(ツマグロヒョウモン)・ナミアゲハキアゲハナガサキアゲハキタキチョウモンシロチョウです。

  
アオスジアゲハキタテハはそれほど見かけません。
境川(別府市) オオカマキリ画像を拡大する
境川(別府市) オオカマキリ

すぐ近くの地面にはオオカマキリがいます。 この辺りにはキバナコスモスがたくさん咲いていますから、それに集まる昆虫を狙っているのでしょうか。

境川(別府市) 除草されて歩きやすくなった左岸の河川敷広場を下る画像を拡大する
境川(別府市) 除草されて歩きやすくなった左岸の河川敷広場を下る

オオカマキリをひょいとまたぎ、河川敷広場を下流へ向かいます。 左岸は除草されて歩きやすくなっています。

境川(別府市) キタキチョウ画像を拡大する
境川(別府市) キタキチョウ

少し進んだところでキタキチョウと出会いました。 キタキチョウはなかなか止まらないので撮影に苦労しますが、今日はすでに止まっていました。 ラッキー、大きく写せた。

境川(別府市) クロコノマチョウ画像を拡大する
境川(別府市) クロコノマチョウ

さらに下流へ下っていると、砂防ダムの横で足元から茶褐色の蝶が飛び立ちました。 お、クロコノマチョウです。 前回見かけたのと同じ場所ですね。

この場所以外でクロコノマチョウを見たことはありません。 ここは貴重な場所のようです。 きっと、境川の両岸にある雑木林のおかげでしょう。

さらにいくつかの砂防ダムを越えると、河川敷広場は行き止まりになります。 西別府橋の上流の砂防ダムは河川敷広場では越えられないのです。 階段で道路に上がって迂回する必要があります。

境川(別府市) キセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) キセキレイ

迂回のために階段を上ろうとしたところ、下流からキセキレイがやって来ました。 チチチと鳴きながら波状に飛んできて、近くの砂防ダムに止まりました。 冬に備えてたくさん食べているんでしょうか、丸々と太っていますね。

扇山町(別府市) 西別府橋の少し下流の河川敷広場画像を拡大する
扇山町(別府市) 西別府橋の少し下流の河川敷広場

階段で道路に上がり、扇山町を境川沿いに下っていきます。 西別府橋から下流は、見ての通り開けていて明るい雰囲気です。 西別府橋から上流は両岸が雑木林になっていてちょっと薄暗いです。 ま、そのおかげでクロコノマチョウが生きていけるんでしょうけど。

南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道で南立石公園へ向かう画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道で南立石公園へ向かう

西別府団地の少し下流で河川敷広場を出て、土手上の遊歩道で南立石公園へ向かいます。 土手下の草ボーボー地帯を回避するためです。

南立石公園(別府市) スジモンヒトリの幼虫だろうか画像を拡大する
南立石公園(別府市) スジモンヒトリの幼虫だろうか

数分歩いて南立石公園へ入り、遊歩道との境界杭を裏から見ると真っ黒な毛虫が這っています。

  
自宅へ戻って調べたところ "スジモンヒトリ" の幼虫のようでした。
南立石公園(別府市) コサギ画像を拡大する
南立石公園(別府市) コサギ

南立石公園を歩きながら土手下の河川敷広場を見ると、対岸にコサギがいます。 じーっと何かを見つめています。

境川(別府市) タケノホソクロバの幼虫だろうか画像を拡大する
境川(別府市) タケノホソクロバの幼虫だろうか

イナコスの橋で左岸へ渡っている途中でのこと、欄干の上を這う毛虫と遭遇しました。 茶橙色で目のような模様があり、毛はフッサフサです。

  
自宅へ戻って調べたところ "タケノホソクロバ" の幼虫のようでした。
荘園(別府市) イナコスの橋の少し下流で河川敷広場へ下る画像を拡大する
荘園(別府市) イナコスの橋の少し下流で河川敷広場へ下る

左岸へ渡り、すぐ下流の階段で河川敷広場へ下ります。 夏の間はこの辺りは草ボーボーですが、晩秋の除草から5月頃までは快適に歩くことができます。

境川(別府市) ミヤマアカネ画像を拡大する
境川(別府市) ミヤマアカネ

階段の途中にミヤマアカネが止まっています。 翅の先端の帯状の模様のおかげで判別が簡単です。

境川(別府市) 橙色が目立つ野鳥が飛び込んだ藪画像を拡大する
境川(別府市) 橙色が目立つ野鳥が飛び込んだ藪

下流へ向かっていると、橙色が目立つ小さな野鳥が飛んできて砂防ダムの右岸の藪の中に入っていきました。 見えたのは一瞬でしたが、カワセミのように見えました。

そういえば、2日前にここでカワセミが忍者のように姿を消しました。 もしかして、この藪に営巣しているのでしょうか。

境川(別府市) 橙色が目立つ野鳥が飛び込んだ藪画像を拡大する
境川(別府市) 橙色が目立つ野鳥が飛び込んだ藪

飛び石で右岸に渡り藪を観察しますが、カワセミは見当たりません。 藪との間には砂防ダムがあり、7・8メートルほど離れているためよく見えません。

境川(別府市) リスアカネ画像を拡大する
境川(別府市) リスアカネ

藪を見ていると目の前を小さなトンボが横切り、近くの木に止まりました。 お、リスアカネのようです。

  
ノシメトンボかコノシメトンボかも知れません。
境川(別府市) カワセミ画像を拡大する
境川(別府市) カワセミ

藪の中にいるかもしれないカワセミを探すのを諦め、飛び石で左岸へ戻ります。 すると、下流から別のカワセミが飛んできて藪の手前の堤防に止まりました。 カワセミはしばらく藪を眺め、そして藪の中に飛び込んで姿を消しました。

やはり、先ほどの橙色の野鳥もカワセミだったんですね。 つまり、この藪で営巣している、ってことのようです。

それにしても、せっかくのチャンスだったのに写真が露出過多で白っぽくなっています。 しかも、シャッター速度が遅い影響で、手ブレも発生しています。 露出は、絞り優先の自動露出にしています。 カメラまかせの自動露出なのに、なぜこうなるんだよぉ。

  
記事の最後に補正した写真を掲載します。
境川(別府市) カワセミ画像を拡大する
境川(別府市) カワセミ

こちらも同じく露出過多です。 悲しいです。 愛しのOLYMPUS E-520では、ごく稀にこういうことがあります。 今年2度目のおバカ露出が、なぜ今起こるんだよ。

  
記事の最後に補正した写真を掲載します。
カワセミの目撃場所

再び飛び石で右岸に渡り藪を観察していると、藪の奥からカワセミが出てきて上流へ姿を消しました。 あまりに素早すぎて、カメラを向ける暇はありませんでした。

13度目のカワセミとの出会いでしたが、今回もキレイに撮影することはできませんでした。 意気消沈といった気分のまま下流へ向かいます。

境川(別府市) イナコスの橋で南立石公園へ画像を拡大する
境川(別府市) イナコスの橋で南立石公園へ

コスモス荘園店で飲み物を購入して上流へ引き返し、イナコスの橋で南立石公園へ戻ります。

南立石公園(別府市) 南立石公園を上流へ進む画像を拡大する
南立石公園(別府市) 南立石公園を上流へ進む

南立石公園内を上流へ向かって歩きます。 辺りにはドングリがたくさん落ちています。

南立石公園(別府市) 境川の土手上の遊歩道はすぐそこ画像を拡大する
南立石公園(別府市) 境川の土手上の遊歩道はすぐそこ

しばらく歩くと境川の土手上の遊歩道に出ます。 余談ですが、右に写り込んでいる桜は開花時は撮影にピッタリのオススメの桜の樹です。

南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を進む画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を進む

境川の土手上の遊歩道を進みます。 上流へ向かったカワセミに再会できないものかと土手下を見ながら進みます。

南立石二区(別府市) 西別府団地の手前で河川敷広場へ下りる画像を拡大する
南立石二区(別府市) 西別府団地の手前で河川敷広場へ下りる

西別府団地の手前で河川敷広場へ下ります。 この付近でも4回ほどカワセミを目撃したことがありますから希望は捨てていません。

境川(別府市) 西別府橋が見えてきた画像を拡大する
境川(別府市) 西別府橋が見えてきた

西別府橋が見えてきました。 さすがにカワセミとの再会は諦めました。

境川(別府市) ハクセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) ハクセキレイ

西別府橋のすぐ下流にはハクセキレイがいました。 顔の黄色っぽさが消えているから成鳥だね、君は。

境川(別府市) キセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) キセキレイ

さらに上流ではキセキレイと出会いました。 随分と肥えているねぇ、フグみたいだよ。

  
  

感想

クロコノマチョウは手ブレしているし、カワセミは露出過多と手ブレのダブルパンチです。 次回の散歩では、クロコノマチョウをキレイに撮影することを目標にします。

RawTherapeeで補正した写真

RawTherapeeを利用して補正した写真を以下に掲載します。 Linux版のRawTherapee 5.9を利用してRAW現像しました。

境川(別府市) カワセミ画像を拡大する
境川(別府市) カワセミ

霞除去ツールを使って霞みを低減しました。 また、メリハリをつけるため、コントラストを+30する補正も行いました。

境川(別府市) カワセミ画像を拡大する
境川(別府市) カワセミ

同じく霞除去ツールを使って霞みを低減し、コントラストを+30しています。

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