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境川のメダカ大の魚はカダヤシではない疑惑と別の親指大の魚 (2023-06-19)

  
カメラ OLYMPUS E-520(2台目)
レンズ - ZUIKO DIGITAL -
ED 50mm F2.0 Macro

フォーサーズ散歩 with ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

南立石生目町(別府市) 境川の土手上の未舗装路を下る画像を拡大する
南立石生目町(別府市) 境川の土手上の未舗装路を下る

ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroを相棒に境川の土手上の未舗装路を下ります。 本日は12日ぶりの散歩です。 梅雨時期は、なかなかカメラを持って散歩に出かける機会がありません。

境川(別府市) 河川敷広場を下っていると飛び石を渡るオジサマを発見画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷広場を下っていると飛び石を渡るオジサマを発見

西別府橋から少し下った辺りで河川敷広場に入ります。 下流へ歩いていると、飛び石を渡っているオジサマが遠くに見えます。

そのオジサマと少し会話をしたのですが、今日はスッポンがいないことを心配しているようでした。 そういえば、ここしばらくスッポンを見ていません。 最後にスッポンを見かけたのは5月末です。

  
境川(別府市) ベニトンボ画像を拡大する
境川(別府市) ベニトンボ

スッポンはいませんが、ピンク色のトンボのような虫が周囲を大量に飛んでいます。 なんだ、この気持ち悪いトンボは。 体は赤紫色(というよりショッキングピンク)で、羽根まで赤いです。

  
自宅へ戻って調べたことろ、"ベニトンボ" という名前のトンボのようです。 昔は日本にはいなかったトンボで、温暖化の影響で生息域が北上しているそうです。 初めて見たのにそれが大量発生の場面とは...少々不安です。
  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。
境川(別府市) オタマジャクシ画像を拡大する
境川(別府市) オタマジャクシ

河川敷広場を下流へ進み、普段は人の通らない飛び石の周囲を観察します。 おお、オタマジャクシがいました。 カエルの種類はわかりません。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。
境川(別府市) おそらくアオモンイトトンボ画像を拡大する
境川(別府市) おそらくアオモンイトトンボ

水草の葉にアオモンイトトンボが止まりました。 いつ見てもスゴイ色です。 スプレーで塗ったような鮮やかな水色です。

境川(別府市) 謎の小さな魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さな魚

水面に目を凝らすと、小さな魚が泳いでいるのが見えます。 この魚がなんなのか、わからなくてずっと気になっています。 通称 "謎の小さな魚" です。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。
  
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚

少し離れたところでは、カダヤシらしき集団が群れて泳いでいます。 ...ん、何かおかしいかも。 背中に黒い線のような模様があります。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。

境川で見かける群れで泳ぐメダカ大の魚は "カダヤシ" だとずっと思っていました。 しかし、この写真を見て疑問が湧いてきました。

境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚

見やすい角度で写真を撮影してみると、やはりカダヤシっぽくありません。 カダヤシには、こんな黒い模様はありません。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。

ずっとカダヤシだと思っていた魚は、カダヤシではなかったのでしょうか。 それとも、別の新たな魚に出会ってしまったんでしょうか。 疑問は尽きませんが、ここで立ち止まっていても仕方ないので下流へ向かいます。

  
カダヤシだと考えていた境川のメダカ大の魚は本物のメダカかもしれません。 『境川にメダカがいるはずない』という先入観で『カダヤシしかないだろう』と考えていました。 でも、大きく撮影した写真を見るとメダカにしか見えないのです。
境川(別府市) イナコスの橋が見えてきた画像を拡大する
境川(別府市) イナコスの橋が見えてきた

下流へ向かうとイナコスの橋が見えてきます。 ここは、先ほどオジサマが渡っていた飛び石のある辺りです。

境川(別府市) 飛び石で対岸へ渡って土手上の遊歩道へ画像を拡大する
境川(別府市) 飛び石で対岸へ渡って土手上の遊歩道へ

ここより下流は草が生い茂っていて歩きづらいので、飛び石を渡って対岸へ渡り、そこから土手上の遊歩道に出ることにします。

  
ここから下流(南立石公園の手前まで)の左岸は初春と晩秋に除草されるようです。
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道

土手上の遊歩道は草に覆われていますが、足元が見えないほど生い茂ってはいません。 なので、マムシを見落としてしまう心配はありません。

境川(別府市) セグロセキレイの幼鳥画像を拡大する
境川(別府市) セグロセキレイの幼鳥

古戦場橋をくぐってさらに境川を下っていると小さな野鳥がいました。 セグロセキレイの幼鳥のようです。

境川(別府市) ハクセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) ハクセキレイ

コスモス荘園店で飲み物を購入し、境川へ戻り上流へ向かいます。 お、ハクセキレイがいますね。

境川(別府市) イナコスの橋からの上流の眺め画像を拡大する
境川(別府市) イナコスの橋からの上流の眺め

河川敷広場から直接南立石公園へは入らずに、イナコスの橋を経由します。 イナコスの橋から眺める上流の景色は、まさに万緑です。

南立石公園(別府市) 夏の南立石公園画像を拡大する
南立石公園(別府市) 夏の南立石公園

本日は梅雨の合間の貴重な快晴日です。 もっと人で賑わっているかと予想していましたが、南立石公園にはほとんど人がいません。

南立石二区(別府市) 草が茂っているのでここから河川敷広場には入りたくない画像を拡大する
南立石二区(別府市) 草が茂っているのでここから河川敷広場には入りたくない

南立石公園を出て境川の土手上の遊歩道へ入ります。 遊歩道へ入ってすぐの場所から境川の河川敷広場へ下りることができますが、草に覆われているので通る気にはなれません。

南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道

河川敷広場には下りずに遊歩道をそのまま進みます。 先ほどオジサマが渡っていた飛び石を渡ろうと思っています。 つまり、往路を逆に戻ります。

南立石二区(別府市) ムギワラトンボ画像を拡大する
南立石二区(別府市) ムギワラトンボ

河川敷広場への下り口で見たことのないトンボと出会いました。 ...と思ったらムギワラトンボですね。

南立石二区(別府市) ここからなら河川敷広場に入りやすい画像を拡大する
南立石二区(別府市) ここからなら河川敷広場に入りやすい

オジサマが渡っていた飛び石を使って対岸へ渡ります。 対岸へ渡って上流へ向かうとすぐに別の飛び石があります。

境川(別府市) 謎の小さな魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さな魚

しかし、この飛び石はあまり使われていません。 そのせいか、小さな魚がたくさんいる穴場なのです。 通称 "謎の小さな魚" がいますね。

境川(別府市) 謎の小さな魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さな魚

近くにはカダヤシらしき魚もいますね。 いや違う、コイツも "謎の小さな魚" ですね。

境川(別府市) 謎の小さなエビ画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さなエビ

お、エビです。 さあ、テナガエビ系なのかヌマエビ系なのか今日はハッキリさせてやります。 なんたって、今日はマクロレンズの ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro を装着してますから。

ただ、困ったことにエビとは少し距離があるため、ファインダを覗くと大きく撮影できません。 かといって、愛機OLYMPUS E-520の液晶は昼間の屋外ではほとんど何も見えません。

仕方ないので、腕を伸ばして液晶には頼らずに勘でシャッターを切ります。 なんて原始的なんだろうか。

境川(別府市) 謎の小さなエビ画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さなエビ

ファインダも覗かず、液晶も見ずに撮影したことを考えれば上出来です。 でも、絞りが足りずに被写界深度がかなり浅くなっています。 F8.0まで絞ればよかったなぁ。

境川(別府市) 謎の小さな魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の小さな魚

通称 "謎の小さな魚" もマクロレンズで大きく撮影してみます。 うん、大きく撮影できました。 これで魚の種類がわかるかもしれません。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。

お魚撮影会を終え、上流へ向かいます。 スッポンをよく見かける砂防ダムが見えてきました。

  
境川(別府市) 謎の親指大の魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の親指大の魚

ここはスッポンをよく見かける砂防ダムですが、今日はスッポンは見当たりません。 でも、代わりに傘と魚の群れがいます。

ここで魚を見るのは初めてのように思います。 しかもこの魚たちはデカイです。 傘の先端のカバーと同じぐらいの大きさがありますから親指サイズですね。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。
  
水面に光が反射して見づらいので、記事の最後に補正した写真を掲載します。
南立石二区(別府市) 西別府橋画像を拡大する
南立石二区(別府市) 西別府橋

スッポンがいないことに寂しさを感じつつ上流へ向かうと西別府橋が見えてきました。 今日は魚やエビ・オタマジャクシとはたくさん出会いましたが、野鳥との出会いには恵まれませんでした。

南立石二区(別府市) 生目町の名物看板画像を拡大する
南立石二区(別府市) 生目町の名物看板

西別府橋を越えると手作り看板が出迎えてくれます。 よくわからないキャラもいますけど。

  
  

感想

今日はカダヤシとは別の黒い背を持つ魚と出会いました。 また、スッポンの砂防ダムでは親指大の魚も見ることができました。

RawTherapeeで補正した写真

RawTherapeeを利用して補正した写真を以下に掲載します。 Linux版のRawTherapee 5.8を利用してRAW現像しました。

境川(別府市) 謎の親指大の魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の親指大の魚

霞除去ツールを使って霞みを低減しました。 それ以外の補正は行っていません。

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