翼を広げると1.5メートルにもなる大きな野鳥で、飛んでいても地上にいてもかなり迫力があります。 羽根が青みがかった黒色をしているため、アオサギと呼ばれるようになったとか。 警戒心が強く、20メートルぐらいまでしか近づけません。
翅に青緑色の帯状のスジがある美しい蝶です。 それほど珍しい蝶ではないようですが、ヒョウモンチョウやモンシロチョウ・キタキチョウと比べると見かける機会は極端に少ないです。
糸のように細いイトトンボの中でも特に美しいトンボです。 アジアイトトンボ、クロイトトンボ、セスジイトトンボなど似たトンボがいて紛らわしいです。
鮮やかな赤色が目立つタテハチョウ科の蝶で、秋によく見かけます。 成虫で越冬するので、早春から見かけることができます。
触れると飴のような匂いを出すことから "飴坊" から "アメンボ" と呼ばれるようになったとか。 翅を持っていて空を飛ぶこともできるし、陸を歩くこともあるそうです。 子供の頃は、なぜ水たまりにアメンボがいるのか不思議でしたが、飛んでやって来ていたんですね。
くちばしの付け根から目を通る黒い線のような模様が特徴の、ムクドリより少し小さな水辺の野鳥です。 歩く時に腰を上下に動かしますが、尻尾が短いのでセキレイと間違える心配はありません。
アカトンボに似ているので止まってくれないと昆虫初心者の筆者には判別できません。 それなのに、なかなか止まってくれない困ったヤツです。
翅の裏が模様のない銀白色なのが特徴のシジミチョウ科の蝶です(点状の模様はあります)。 花にも樹液にも落果にも集まるとか。 春から秋にかけて見られるらしいですが、境川で見かけるのは秋だけのように思います。
まるっとした小さな野鳥で、体重は驚きの7g前後です。
長い尾が
名前の通りの大型のカマキリです。 主に昆虫を捕食しますが、小さなカエルやヘビも捕食することがあるそうです。 子供の頃に、捕まえたオオカマキリからハリガネムシが出てきて飛び上がるほど驚いた覚えがあります。
シオカラトンボに似ていますが、こちらは眼が黒く、腹部の先端まで白い粉のようなもので覆われています。 また体格も立派で、まさにヘビー級といった印象です。
メダカによく似ていますが、ボウフラの駆除目的のために人為的に移入された外来種です。 特定外来生物に指定されているため、飼育することも移動することもできません。
翅が青緑色に輝く美しい大型の蝶で、市街地ではあまり見かけないと聞きます。 香川県では準絶滅危惧種とのこと。 オナガアゲハ、ジャコウアゲハなど似たアゲハ蝶がいて判別が難しいです。
くちばしの先の黄色がチャームポイント、カワイイみんなのアイドル カルガモです。 軽いのでカルガモと呼ばれるようになったとか。 7・8メートルぐらいまで近づくと逃げていくことが多いですが、3メートル前後まで近づけることもあります。
全身が黒褐色の小さな野鳥で、尻尾を立てた姿が特徴的です。 警戒心が強く、20メートルほどの距離まで近づくと逃げていきます。 なお、カラスの仲間ではありません。
飛ぶ宝石とも呼ばれる日本全国にいる小さな野鳥です。 山深い清流にしかいない印象ですが、餌となる小さな魚さえいれば都市部の川でも見かけるそうです。
くちばしが太く、太い眉に見える模様があるため力強さを感じます。
身近な蝶の代表であるナミアゲハにとても似ていますが別の種です。 なお、似ているのは成虫だけで、幼虫は見た目も食べる植物もかなり違います。
キアゲハの幼虫です。
腹部の黄色がチャームポイントのスズメ大の野鳥です。 尻尾を上下に振る姿がなんともカワイイです。 警戒心が強く、10メートルほどの距離まで近づくと逃げていきます。
黄色い身近な蝶で、モンキチョウよりも少し小さいです。 なかなか地面や草花に止まってくれないので写真を撮影するのが難しいです。
ヒョウモンチョウに似ていますが、ヒョウモンチョウ族ではありません。 キタテハは翅がギザギザしています。
胸部が黄緑色で胸部と腹部の境目が水色の大型のトンボです(境目が水色なのはオスのみ)。 常に縄張りをパトロールして飛行しているため、地面や草にほとんど止まってくれません。
大型のハナバチで、胸部が黄色い毛で覆われています。 マルハナバチと同じく "モフモフ" していてカワイイです。 オスは針を持たないしメスも滅多に刺しませんが、羽音が大きいので遭遇すると一瞬驚いてしまいます。
茶褐色なので蛾のように見えますが、タテハチョウ科の蝶です。 雑木林などの薄暗い場所が好きで夕方になると活発に活動します。 昼間はじっとしていますが、さすがに近づきすぎると逃げていきます。 なお、逃げてもすぐ近くの落ち葉や草などに止まります。 擬態が凄すぎて飛び立つまで認識できませんし、止まった後も一度目を離すと見失います。
ペットショップの熱帯魚コーナーでおなじみのグッピーですが、川で見かけるのはもちろん野生種です。 ペットショップで売られているような派手さはありません。 外来種として問題になっているとも聞きます。
日本で越冬する渡り鳥で、春になると日本を離れるとのこと。 小さいからコガモと呼ばれるらしいです。 カルガモと同じく7・8メートルぐらいまで近づくと逃げていくことが多いです。
コガモのメスです。
タテハチョウ科の仲間で、翅を開いた時の帯模様が "三" に見えるからコミスジと呼ばれるらしいです(小さいから "コ" ミスジ)。
どこにでもいる、子供の頃からよく見かけるトンボです。 白い粉のようなものに覆われているのでシオカラトンボと呼ばれるようになったとか。 "シオ" はわかりますが、"カラ" ってなんだろう。
白いほっぺとネクタイ模様が特徴のスズメ大の野鳥です。 繁殖期以外はメジロやエナガなどの他の野鳥と一緒にいることが多いそうです。
子供の頃からよく見かけるトンボ、ショウジョウトンボです。 ま、アカトンボって呼んでましたけど(ショウジョウトンボはアカトンボ属ではない)。 ベニトンボとは違い、翅は赤くありません。
日本で越冬する渡り鳥で、人間をあまり警戒しないため近くで観察しやすいと聞きます。 オスは橙色の腹が、メスは橙色の尾が目立ちます。 オスは身近な野鳥の中で特に美しい、と言われますが自分はメスの方が好きです。
ジョウビタキのメスです。
弥生時代以降は食用にもされてきたカメの仲間です。 まさか境川にスッポンがいるとは思わなかったため、最初に見たときには驚きました。 警戒心が強く、こちらに気づくとすぐに逃げていきます。
クッキリした白黒の模様が印象的な、スズメほどの大きさの野鳥です。 警戒心が強く、10メートルほどの距離まで近づくと逃げていくことが多いです。 かつては日本固有種と言われていましたが、近年では韓国での繁殖も確認されたとか。
セグロセキレイの若鳥です。
セグロセキレイの幼鳥です。
日本で越冬する渡り鳥で、ヒバリの仲間ではなくセキレイの仲間らしいです。 警戒心が強く、10メートル以内に近づくのは難しいです。
戦後の食糧難の時代に食用としてアフリカから持ち込まれた魚で、養殖が簡単で美味だという話です。 子供の頃に一度だけ父が釣ってきたものを食べたことがありますが、味は覚えていません。
アゲハ蝶の仲間ですが、翅の尾状の突起がないことが特徴だそうです。 シーボルトが長崎で最初に採取したので、この名前になったとか。
どこにでもいる、誰もが見慣れているアゲハ蝶です。 改めて見てみると羽の模様は綺麗ですが、庭で柑橘類を育てている筆者には害虫です。 毎年のように柑橘類の葉に卵を産みつけられて困っています。
メタリックな青緑色の体に赤色の模様を持つキレイな肉食の虫です。 強力な顎を持っていて獰猛だとか。
メタリックな青色の尻尾が特徴のトカゲです。 子供の頃はどこにでもいましたが、最近では見かける機会も減ったように思います。 といっても、暖かい季節に境川の河川敷広場を歩いていると3・4日に1回は遭遇しますけど。
アカトンボと呼ばれるトンボで、翅の付け根が橙色をしているのでネキトンボと呼ばれます。 メスや未成熟なオスは黄褐色ですが、成熟したオスは全身が真っ赤になります。 黄褐色の個体はベニトンボのメスと似ていて紛らわしいです。
セグロセキレイと同じく白黒の模様が印象的ですが、こちらは目の下にも白い部分があります。 セグロセキレイやキセキレイよりも接近することができます。
ハクセキレイの若鳥です。
ハクセキレイの幼鳥です。
名前から連想できる通り翅が黒色のトンボで、蝶のようにヒラヒラと舞うように飛ぶ姿が印象的です。 メスは体が黒色でオスはメタルグリーンです。
ハグロトンボのメスです。
腹部が極端に細いことが名前の由来のシオカラトンボの仲間です。 お隣の宮崎県では準絶滅危惧種とのことですが、境川ではよく見かけます。
ヘビの目のような目玉模様(蛇の目紋)を持つ "ジャノメチョウ" の仲間です。 後翅の裏面に目玉模様が5個あることで、他の近縁種と区別できるそうです。
スズメガの仲間で、器用にホバリングしながら花の蜜を吸います。 夜行性ではなく昼行性です。 ホシホウジャクに似ていますが、こちらは頭に濃い線のような模様がありません。
橙色の地色に黒色のヒョウ柄を持つ、よく見かける蝶です。 正確には "ヒョウモンチョウ" とは "ナミヒョウモン" のことらしいですが、ヒョウモンチョウ族の蝶全般のことを指して使われることも多いとか。
ヒョウモンチョウ(ツマグロヒョウモン)のメスです。
灰色で頭がモフモフの野鳥です。 ムクドリと同じぐらいの大きさですが、ムクドリと違ってカワイイです。 ごめんよ、ムクドリ。 水辺の鳥ではないので掲載する必要はないかとも考えましたが、見かけちゃったので掲載することにします。
体は赤紫色で翅が赤色のトンボです。 昔は日本には生息していなかったそうですが、温暖化の影響で生息域が北上してきているとか。
スズメガの仲間で、器用にホバリングしながら花の蜜を吸います。 夜行性ではなく昼行性です。 ヒメクロホウジャクに似ていますが、こちらは頭に濃い線のような模様があります。
アカトンボと呼ばれるトンボで、眉のように見える黒色の紋を持つことからこの名前が付いたそうです。 ショウジョウトンボやベニトンボとは異なり、胸部や顔・目は赤くありません。
マユタテアカネのメスです。
縁日で "ミドリガメ" の愛称で販売されているカメで、目の後ろに赤い模様があるのが特徴です。 北米原産の外来種で、条件付特定外来生物に指定されています。
アカトンボと呼ばれるトンボで、翅の先端が茶褐色に色付いていますが先端には透明部分が残っています。 つまり、帯状になっています。 そのため、他のアカトンボと見間違うことはありません。
ムギワラトンボとは、メスのシオカラトンボのことです。 ま、説明するまでもないですね。
くちばしと足の橙色が特徴的な、スズメとハトの中間ほどの大きさの野鳥です。 ムクドリには悪いですが、見た目は好きになれません。
目の周りに白い縁取りがあることから
ハサミに毛が生えていて『藻くず』に見えることから、モクズガニと呼ばれるとか。 海で産まれ、川を上って成長し、産卵のために海に下ると聞きます。 上海ガニの仲間なので食べると美味いらしいですが、食べたことはないかも。
捕えた獲物を尖った枝などに刺す "モズのはやにえ" で知られる小さな野鳥です。 他の鳥の鳴き真似が上手なことから "百舌" で "モズ" と呼ばれるようになったとか。
前翅の中央に白っぽい斑紋を持つ黄色い蝶です。 『珍しい蝶ではないので住宅地でもよく見かける』という人もいれば、『草原や高原のような広い場所以外ではなかなか見ることができない』という人もいます。 少なくとも境川周辺では滅多に見かけることがありません。
子供の頃からおなじみの身近な蝶といえば、そう、モンシロチョウです。 どこにでもいますよね。 前翅に2つの目立つ黒っぽい斑紋があります。
腹が橙色で羽が灰色のシジュウカラ科の小さな野鳥です。 一年を通して見ることができる珍しくない野鳥と聞きますが、あまり見かけたことはありません。
とても身近な蝶で、幼虫の餌となるカタバミさえあれば都会でも見かけるそうです。 ただ、モンシロチョウやキタキチョウ、ツマグロヒョウモンと比べると見かける頻度は少ないです。
アカトンボと呼ばれるトンボで、翅の先端が茶褐色に色付いているのが特徴です。 ただ、ノシメトンボやコノシメトンボも同じ特徴があるため捕まえずに判別するのは難しいです。