トップ >
境川で3週間ぶりのスッポンと初撮影のオオシオカラトンボ (2023-06-20)

  
カメラ OLYMPUS E-520(1台目)
レンズ - ZUIKO DIGITAL -
ED 70-300mm F4.0-5.6

フォーサーズ散歩 with ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

境川(別府市) 3週間ぶりに見かけたスッポン画像を拡大する
境川(別府市) 3週間ぶりに見かけたスッポン

愛機OLYMPUS E-520を携えて境川の河川敷広場を下っていると、西別府橋のすぐ下流の砂防ダムでスッポンを見かけました。

昨日は全くスッポンを見かけなかったので心配でしたが、ちゃんといますね、無事なようで安心です。 なお、コイツはもっと小さい別のスッポンを追いかけ回していました。

  
水面に光が反射して見づらいので、記事の最後に補正した写真を掲載します。

今日のレンズはZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6です。 昨日見かけた通称 "謎の親指大の魚" を撮影するため35mm換算で600mmの超望遠レンズを持ってきました。

  
境川(別府市) 謎の親指大の魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の親指大の魚

さっそく水面にカメラを向けると...いました、通称 "謎の親指大の魚" が。 ハゼ型でもドジョウ型でもない、よくいる流線型の魚のように見えます。

体の横に黒い線らしき模様が見えますので、モツゴでしょうか。 モツゴは汚れた川を好むといいますから、境川でも生きていけそうです。

でもまあ、上からの撮影だとよくわかりません。 近いうちに砂防ダムの島に上陸して斜め横から撮影しようと思います。

  
水面に光が反射して見づらいので、記事の最後に補正した写真を掲載します。
境川(別府市) 河川敷広場を下る画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷広場を下る

スッポンが元気だったことに安心しつつ、下流へ向かいます。 この辺りは草丈も低いので安心して歩くことができます。

境川(別府市) 元気に泳ぐスッポン画像を拡大する
境川(別府市) 元気に泳ぐスッポン

その次の砂防ダムにもスッポンがいました。 小さいスッポンが元気いっぱいに泳いでいます。 昨日スッポンを1匹も見かけなかったのに今日はすでに3匹目です。

境川(別府市) オオシオカラトンボ画像を拡大する
境川(別府市) オオシオカラトンボ

3匹目のスッポンがいた砂防ダムの近くの飛び石でしゃがんでいると、どこからかシオカラトンボがやって来て枯れ草に止まりました。 お、眼が黒いし、尻尾の先まで粉を吹いたよう白いです。 シオカラトンボではなく、オオシオカラトンボですね。

飛び石の上でしゃがんでいるのは、カダヤシらしき魚を撮影するためです。 ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6は最大撮影倍率が高いので、望遠マクロ的な撮影ができます。

境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚

でも、こちらの気配に気づいてあまり近寄ってくれません。 2メートル以上離れているので、このレンズでも大きくは写せません。

  
水面に光が反射して見づらいので、記事の最後に補正した写真を掲載します。
境川(別府市) アオモンイトトンボ画像を拡大する
境川(別府市) アオモンイトトンボ

ふと横を見ると、水草の葉にアオモンイトトンボが止まっています。 小さなトンボなので、今までは大きく撮影できたことがありませんでした。 でも、今日はレンズの威力で大きく写せました。

  
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚

カダヤシらしき魚も大きく撮影することができました。 でも、何か変です。 昨日も思ったのですが、もしかしたらカダヤシではないのかもしれません。

実は、少し前から思っていたのです。 『このメダカに似た小さな魚は、本物のメダカなんじゃないか』と。

『境川にメダカがいるはずない』という先入観で『そうなるとカダヤシしかないだろう』と考えていました。 でも背中に黒い線らしきものがあるので、メダカかもしれないと思えてきたのです。 そして、今日のこの写真です。 もう、メダカにしか見えません。

野生のメダカなんて、子供の頃に見て以来見ていません。 だから、ネットで調べたメダカの写真と比べました。 以下が参考にさせてもらったサイトです。

  1. 田無神社様
  2. 雑魚の水辺様
  3. はるきょん2様
  4. しろかね図鑑様
  5. walkphoto様

どうでしょうか。 すごーく、似ていますよね。 似ていますが、こんな姿の境川にメダカがいるとは思えません。

『メダカにしか見えないが、やはり境川にメダカがいるとは思えない』というモヤモヤした気持ちのまま、河川敷広場を離れ土手上の遊歩道へ出ます。

南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を下る画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を下る

境川の土手上の遊歩道を下ります。 ここから古戦場橋までの河川敷広場は草ボーボーなので、この遊歩道を歩くしか選択肢がないのです。

  
ここから下流(南立石公園の手前まで)の左岸は初春と晩秋に除草されるようです。

南立石公園を経由して再び境川の河川敷広場へ入ります。 古戦場橋をくぐると、目的地のコスモス荘園店はすぐそこです。

境川(別府市) 過眼線のないハクセキレイ(ホオジロハクセキレイでもない)画像を拡大する
境川(別府市) 過眼線のないハクセキレイ(ホオジロハクセキレイでもない)

古戦場橋の少し下流でハクセキレイに出会いました。 昨日も今日もあまり野鳥には出会えていないので、ちょっと嬉しいです。

ん、ちょっと待てよ。 君には過眼線(目を横切る線)がないね。 かといって、ホオジロハクセキレイには見えない。 君は何者なんだい。

境川(別府市) ハクセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) ハクセキレイ

近づくとハクセキレイは飛んで逃げていきました。 セキレイの仲間らしく波状に飛んでいます。

境川(別府市) ベニトンボ画像を拡大する
境川(別府市) ベニトンボ

コスモス荘園店のすぐ横の砂防ダムでベニトンボを見かけました。 昨日は西別府橋のすぐ下流の砂防ダムの辺りで大量に飛んでいましたが、今日は初めて出会います。

境川(別府市) ベニトンボ画像を拡大する
境川(別府市) ベニトンボ

すぐ近くの別の石にも2匹目のベニトンボが止まっています。 こうしてみるとトンボに見えますが、昨日はカゲロウかと思いました。

境川(別府市) ベニトンボ画像を拡大する
境川(別府市) ベニトンボ

再び1匹目のベニトンボに目をやると、翅をグリグリと動かしています。 何しているんだろう。

境川(別府市) ムクドリの群れ画像を拡大する
境川(別府市) ムクドリの群れ

コスモス荘園店で飲み物を買い、境川へ戻って上流へ向かっているとムクドリの群れがいました。 ん、どうやらムクドリの幼鳥のようですね。 幼鳥は、まあカワイイですね。

南立石公園(別府市) 快晴なのに人がほとんどいない南立石公園画像を拡大する
南立石公園(別府市) 快晴なのに人がほとんどいない南立石公園

古戦場橋をくぐり南立石公園へ入りますが、いい天気なのに人がほとんどいません。 暑くてこの時間に出歩くのを控えているのかもしれませんね。

南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を上る画像を拡大する
南立石二区(別府市) 境川の土手上の遊歩道を上る

南立石公園を出て境川の土手上の遊歩道を進みます。 この辺りの河川敷広場は草が生い茂っているのでここを歩くしかありません。

  
イナコスの橋から上流(西別府団地の少し下流の砂防ダムまで)の左岸は初春と晩秋に除草されるようです。
南立石二区(別府市) 西別府橋が見えたきた画像を拡大する
南立石二区(別府市) 西別府橋が見えたきた

しばらくすると西別府橋が見えてきました。 今日の散歩もこれで終わりです。

  
  

感想

スッポンの元気な姿が見られてよかったです。 また、通称 "謎の親指大の魚" も撮影できましたし、カダヤシだと思っていた魚がメダカかもしれないということがわかりました。 さらに、"オオシオカラトンボ" も初めて撮影することができました。

RawTherapeeで補正した写真

RawTherapeeを利用して補正した写真を以下に掲載します。 Linux版のRawTherapee 5.8を利用してRAW現像しました。

境川(別府市) 3週間ぶりに見かけたスッポン画像を拡大する
境川(別府市) 3週間ぶりに見かけたスッポン

霞除去ツールを使って霞みを低減しました。 また、メリハリをつけるため、コントラストを+10、彩度を+10する補正も行いました。 それ以外の補正は行っていません。

境川(別府市) 謎の親指大の魚画像を拡大する
境川(別府市) 謎の親指大の魚

同じく、霞除去ツールを使って霞みを低減し、コントラストを+10、彩度を+10する補正も行いました。 それ以外の補正は行っていません。

境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) カダヤシ疑惑の魚

同様に、霞除去ツールによる霞み低減とコントラストを+10 / 彩度を+10する補正も行いました。 それ以外の補正は行っていません。

メニュー