南立石公園は別府市で2番目に大きな公園です。 緑化植物園として整備されていることもあり、梅や桜がたくさん植えられています。 豊かな緑のおかげか、野鳥や昆虫などのたくさんの生き物たちを見ることができます。 この記事では、南立石公園で撮影した生き物たちの写真を野鳥・爬虫類・昆虫に分けて紹介しています。
南立石公園の隣には境川が流れているためか水辺の鳥も見かけることがあります。
"ホーホケキョ" でおなじみの、日本人なら誰でも知っているスズメ大の野鳥です。 低い藪を好み、明るい陽のあたる場所にはあまり姿を出さないと聞きます。
みどりの相談所の裏で見かけました。 近くの木で野鳥の鳴き声がするので観察していると、小さな2羽の野鳥が枝から枝へ移動しました。 1羽は地面に植えられているツツジの藪に移動し、もう1羽は枝に残っています。
枝に残った1羽が横を向きました。 やった、顔が見えます、うん、ウグイスですね。
お、羽ばたきました。 さようなら、ウグイスちゃん。 初撮影をありがとう。
あれれ、逃げません。 羽ばたいたのは何だったんでしょうか。
まるっとした小さな野鳥で、体重は驚きの7g前後です。
長い尾が
イナコスの橋のたもとで見かけました。 小さな白っぽい野鳥が枝に止まったので咄嗟に撮影しました。 シジュウカラかと思って撮影しましたが、ネクタイ模様がないのでエナガですね。
飛び立つ瞬間も撮影することができました。
南立石小学校の裏で出会いました。 ヒヨドリ以外の鳴き声が聞こえたので見上げると、小さな野鳥が近くの木にやって来ました。 レンズを向けるとエナガとシジュウカラの群れでした。
さらに数分ほど歩いた先の、南立石小学校のすぐ裏手でも腹が白い小さな野鳥に出会いました。 こちらにお尻を向けているので顔が良く見えませんが、エナガっぽいです。 こっち向いて欲しいなぁ。
願いが届き、クルッとこちらを向いてくれました。 うん、エナガですね。
近くの別の枝にもエナガが止まっています。 エナガを真下から撮影するのは初のように思います。
低い位置で何かが動くのが見えました。 見ると、南立石小学校との境界のフェンスの横の低木にエナガが止まっています。
腹部の黄色がチャームポイントのスズメ大の野鳥です。 尻尾を上下に振る姿がなんともカワイイです。 警戒心が強く、10メートルほどの距離まで近づくと逃げていきます。
白いほっぺとネクタイ模様が特徴のスズメ大の野鳥です。 繁殖期以外はメジロやエナガなどの他の野鳥と一緒にいることが多いそうです。
イナコスの橋のたもとで見かけました。 小さな野鳥がすぐ目の前の木に群れでやって来たのでよく見るとシジュウカラでした。 何かを咥えていますが、木の実なのか昆虫なのかわかりませんね。
南立石小学校の裏で見かけました。 聞き慣れない野鳥の鳴き声が聞こえたので見上げると、小さな野鳥の集団が近くの木にやって来ました。 見るとシジュウカラとエナガの集団でした。
シジュウカラは木の実に興味があるようです。 この後、近くの実を咥えていました。
イナコスの橋のたもとの近くで見かけました。 歩道を歩いているとすぐ目の前の地面から野鳥が飛び立ち、近くの樹の幹に止まりました。 目をやると、なんと約10ヶ月ぶりのシジュウカラです。 過去イチ近い3メートルほどの距離にいます。
残念なことに、カメラを持っていなかったため撮影することはできませんでした。 あーあ、滅多にないチャンスだったのに。
日本で越冬する渡り鳥で、人間をあまり警戒しないため近くで観察しやすいと聞きます。 オスは橙色の腹が、メスは橙色の尾が目立ちます。 オスは身近な野鳥の中で特に美しい、と言われますが自分はメスの方が好きです。
イナコスの橋のたもとから少し下ったところで見かけました。 残念ながらピントは合いませんでした。
すぐ近くの枝にもジョウビタキのメスがやって来ました。 この距離です、さすがにピントは合います。
胸の斑模様が特徴の日本で越冬する渡り鳥です。 秋の渡来直後は森林で暮らし、冬になると開けた場所に移るそうです。
南立石公園のほぼ中央で見かけました。 ツグミを撮影したのも見かけたのも、これが最初で唯一です。 これ以降、ツグミを見かけたことはありません。
灰色で頭がモフモフの野鳥です。 ムクドリと同じぐらいの大きさですが、ムクドリと違ってカワイイです。 ごめんよ、ムクドリ。 水辺の鳥ではないので掲載する必要はないかとも考えましたが、見かけちゃったので掲載することにします。
イナコスの橋のたもとから少し上った木立で見かけました。 野鳥の鳴き声がする方を見ていると何かが動きました。 赤いほっぺとツンツン頭が見えます。
うん、ヒヨドリですね。 なんと、真下から撮影することができました。
イナコスの橋のたもとから少し上った木立で見かけました。 尾側からの撮影なので、本当にヒヨドリなのか自信はありません。
約40分後、南立石小学校のすぐ横の林で見かけました。 このショットもヒヨドリなのか自信はイマイチです。
さらに10分後、西側の道路沿いの林の中を歩いていて遭遇しました。 ツンツン頭に斑模様の腹ですからヒヨドリですね。
腹が橙色で羽が灰色のシジュウカラ科の小さな野鳥です。 一年を通して見ることができる珍しくない野鳥と聞きますが、あまり見かけたことはありません。
境川の土手上の遊歩道を下っていて見かけました。 南立石公園の出入り口の横の木に、腹が橙色の野鳥が止まっています。 レンズを向けると、おそらく初撮影となるヤマガラでした。 シャッター速度が 1/40 秒なのでブレブレです。
イナコスの橋のたもとで見かけました。 前方のクスノキの幹にコゲラらしき野鳥がいるのでレンズを向けると、コゲラは見えない位置に移動してしまいました。 撮り逃した、と落胆しているところにヤマガラがやって来ました。
横からの画も撮影はできましたが、昨日と同じでブレブレです。 なんでシャッター速度が 1/50 秒で露出するのかなぁ、このカメラは。
ヘビ・トカゲなど、南立石公園には爬虫類もたくさんいます。 マムシがいるため、ヘビが潜んでいそうな場所には注意しましょう。
メタリックな青色の尻尾が特徴のトカゲです。 子供の頃はどこにでもいましたが、最近では見かける機会も減ったように思います。 といっても、暖かい季節に境川の河川敷広場を歩いていると3・4日に1回は遭遇しますけど。
南立石小学校のすぐ裏手で見かけました。 このツヤツヤボディはニホンカナヘビではなくニホントカゲですね。
ニホントカゲは穴を目指しているようです。 穴に向かって一直線に移動しています。
ニホントカゲは穴に入りました。 が、直後に穴から頭を出して自分の体に噛み付いています。 いや、違う、2匹います。 穴には先客のニホントカゲがいて、そいつが侵入者に噛み付いているようです。
戦いに負けた侵入者が敗走していきます。
蝶にトンボに蜂にと、南立石公園ではたくさんの昆虫を見かけることができます。
名前の通りの大型のカマキリです。 主に昆虫を捕食しますが、小さなカエルやヘビも捕食することがあるそうです。 子供の頃に、捕まえたオオカマキリからハリガネムシが出てきて飛び上がるほど驚いた覚えがあります。
名前から連想できる通り翅が黒色のトンボで、蝶のようにヒラヒラと舞うように飛ぶ姿が印象的です。 メスは体が黒色でオスはメタルグリーンです。
イナコスの橋のたもとから少し下ったところで見かけました。 葉に止まったハグロトンボが、繰り返し翅を閉じたり開いたりしています。 何しているんでしょう。
翅を開くのを止めました。 こちらに気づいたからなのかな。
ヘビの目のような目玉模様(蛇の目紋)を持つ "ジャノメチョウ" の仲間です。 後翅の裏面に目玉模様が5個あることで、他の近縁種と区別できるそうです。