境川で初めて出会ったデカい野鳥と小さな野鳥を激写 (2023-10-13)
| カメラ | OLYMPUS E-520(1台目) |
|---|---|
| レンズ |
- ZUIKO DIGITAL - ED 70-300mm F4.0-5.6 |
フォーサーズ散歩 with ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6
ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 を装着した愛機OLYMPUS E-520を片手に、境川の土手上の未舗装路を下っていきます。 普段は西別府橋のすぐ下流から河川敷広場へ下りるのですが、今日はまだ土手上を進みます。
まだ河川敷広場へ下りない理由は、西別府団地の横の砂防ダムにいるミシシッピアカミミガメを右岸から撮影するためです。 その砂防ダムは右岸に階段が設置されていないため、右岸から写真を撮影するには土手上から狙うしかないのです。
しかし、残念ながらミシシッピアカミミガメは見当たりません。 今日の散歩の目標はミシシッピアカミミガメの撮影だったのですが、ヤツがいないのであれば仕方ありません。
少しだけ引き返して西別府団地の横の階段から河川敷広場へ下ります。 この階段から河川敷広場へ出入りすることは滅多にありませんので、ちょっとだけ新鮮です。
河川敷広場へ下りて飛び石で対岸へ渡りながら水底を見ていると、何か小さなモノが動きました。 お、エビですね。 いずれ捕獲して水槽に入れて撮影し、種類を調べたいところです。
隣の飛び石に目をやると、ハラボソトンボが止まっています。 お隣の宮崎県では準絶滅危惧種らしいですが、境川ではよく見かけます。
左岸を下流へ下るとイナコスの橋が見えてきます。 イナコスの橋が見えてきたら、河川敷広場から出なくてはなりません。 ここより下流は草ボーボーで進めないためです。
飛び石で対岸へ渡り、階段で土手上の遊歩道へ上がります。 除草されて快適になった遊歩道で南立石公園に向かいます。
南立石公園へ入り下流へ向かっていると、河川敷広場の砂防ダムの脇でスッポンが甲羅干しをしているのが見えました。 口をあんぐりと開けていますね。
イナコスの橋を渡ります。 下流を見ると、左岸は除草されて歩きやすくなっているのがわかります。
左岸へ渡り、遊歩道を少し下ったところにある階段から河川敷広場へ下ります。 ここを通れるのは晩秋の除草から5月頃までの期間だけですので、なかなか貴重な経験です。
イナコスの橋の下流の砂防ダムにコサギがいます。 ん、くちばしが青っぽいね、君は。 3日前に見かけたコサギはくちばしは真っ黒に見えたけど、君とは別の個体だったのかな。
近づくとコサギは下流へ飛び立ち、古戦場橋の手前に降りました。
コサギを驚かさないように、できるだけ土手ギリギリから撮影します。
おっと、逃げました。 古戦場橋の下をくぐって下流へ逃げていきました。
下流へ向かうと、古戦場橋の先で再び出会いました。 コスモス荘園店へ向かっているのであって、追いかけているわけじゃないんだよ、コサギちゃん。
こちらを警戒しつつ、歩きながら逃げています。 今にも飛んで逃げていきそうです。
お、飛び立ちました。 脚をピーンと伸ばしているところが、まさに "サギ" ですね。
遠くには逃げず、すぐ先の砂防ダムに降りました。 そしてなぜか、上流へ向かって歩き出しました。 こっちへ来ると、距離を詰めることになっちゃうよ。
向きを変えてじーっと下流を見ています。 そうだよ、それがいいよ。 下流を目指しなさい。
下流へ向かって飛び立ちました。 そして今度もあまり遠くには逃げず、すぐ先に降り立ちました。 コスモス荘園店のすぐ横です。
ここ境川の河川敷広場は、通学や散歩で多くの人が通ります。 人が通るたびにそうやって逃げているのかい、君は。
じっとこちらを見ています。 やはり、くちばしの色が黒く見えません。 病気じゃなければいいけども。
近づくとコサギは逃げていきました。 さらば。 今日の散歩の目的地はコスモス荘園店だから、もう会うことはないよ。
対岸の茂みに猫がいます。 野鳥を狙っているんでしょうか。
コスモス荘園店で飲み物を購入し、境川の河川敷広場へ戻ります。 対岸を見るとハクセキレイがいますが、ハクセキレイの近くには見かけない小さな野鳥もいます。
お、境川では初遭遇のイソヒヨドリです。 色が地味だからメスですね。 海岸から3キロメートル近く上流なのに、イソヒヨドリがいるとは。
上流へ引き返して古戦場橋をくぐると、すぐ先の地面に赤紫色のトンボが大量に止まっています。 ベニトンボです。
その先の階段を上り、さらに階段を下ると開けた場所に出ます。 この場所は、車椅子でアクセスできる貴重な河川敷広場です。 草ボーボーの期間もありますが、今は除草されて快適に歩くことができます。
土手上の遊歩道を経由してイナコスの橋を渡ります。 橋から上流を見ると、この通り草ボーボーです。
イナコスの橋を渡って南立石公園へ入り、境川の土手上の遊歩道へ向かいます。
境川の土手上の遊歩道を進みます。 河川敷広場は草ボーボーなので、西別府団地の手前までは遊歩道で迂回するしかないのです。
西別府団地の手前で河川敷広場へ下りると、対岸にものすごく大きな白い野鳥がいます。 ダイサギかチュウサギのどちらかだと思いますが、かなり驚きました。
飛び石でダイサギのいる右岸へ渡ります。 すると、ダイサギは左岸へと逃げていきました。
こちらをじっと見ています。 ろくろ首みたいに首が長いんだねェ。
近づくとダイサギは上流へ飛び立ちました。 しかし、あまり遠くには行かず近くに降り立ちました。
じーっと上流を眺めています。 何を眺めているんでしょうか。
またまた上流へ向かって飛び去りました。 脚がピーンと伸びているところが "サギ" らしいですね。
次の砂防ダムの島に降りました。 この砂防ダムには、スッポンや謎の親指大の魚がいます。
ダイサギは水面をじっと見つめています。 獲物の魚を探しているんでしょうか。
向きを変えました。 こちらを警戒しているようにも見えますね。
ダイサギちゃんは小さく羽ばたき、砂防ダムの上にフワリと着地しました。
そして水の中をザブザブと上流へ進んでいます。 逃げているのか、それとも獲物を探しているのか。
水面をじっと見ていますから、餌を探しているようですね。 境川にはそんなに魚はいないように思いますが、サギがいるってことは意外に魚が多く棲んでいるでしょうか。
ついに西別府橋のすぐ下流にまでやって来ました。 君が立っているその場所を通らないと家に帰れないんだよ。 悪いけど、そっちに行くからね。
対岸へ渡るために飛び石に近づくと、ダイサギは下流へ飛び去っていきました。 さらば、もう会うことはないかもしれないけど達者で暮らせよ。
飛び石で対岸へ渡り下流を見るとキセキレイがいます。 ダイサギと違って、君はカワイイね。
下流を見ると遠くにダイサギが見えます。 写真には写っていませんが、土手上を歩いていたお爺さんがダイサギに驚いていました。 そりゃ驚きますよね、住宅街を流れる川にこんなに大きな野鳥がいるんですから。
境川の土手上の未舗装路に上がり、上流へ向かうと西別府橋が見えてきました。 今日の散歩もそろそろ終わりです。