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境川を久々に散策したらカダヤシ疑惑の魚にようやく出会った (2025-10-07)

  
カメラ OLYMPUS E-M1 Mark II
レンズ - ZUIKO DIGITAL -
ED 70-300mm F4.0-5.6

カメラ散歩 with OLYMPUS E-M1 Mark II + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

南立石生目町(別府市) 生目神社へ画像を拡大する
南立石生目町(別府市) 生目神社へ

まずは生目神社へ向かいます。 二の鳥居と三の鳥居をくぐり、手水場で口と手を清めてから本殿と稲荷神社で参拝します。

参拝を済ませたら境川の河川敷へ向かいます。 なお、カメラは OLYMPUS E-M1 Mark II でレンズは ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 です。

南立石生目町(別府市) 境川の河川敷へ画像を拡大する
南立石生目町(別府市) 境川の河川敷へ

高速道路のすぐ下流から河川敷へ下ります。 なお、カメラを持っての散歩は7月7日以来ですから約3ヶ月ぶりです。 7月・8月は野鳥や昆虫とあまり出会えなかったため、カメラを持たずに散歩することが多かったんです。

9月に入るとセグロセキレイキセキレイが戻ってきました。 しかし、雷注意報が発令される日が多く、カメラを持つ気にはなれませんでした。

9月の後半になると天気は安定してきましたが、今度は体を痛めてしまい2週間ほど出歩くことができませんでした。 ようやく出歩けるようになり、10日間ほどのリハビリ散歩(カメラを持たない散歩)を経て今日に至ります。

  
境川(別府市) 約1年8ヶ月ぶりに見かけるカダヤシ疑惑の魚画像を拡大する
境川(別府市) 約1年8ヶ月ぶりに見かけるカダヤシ疑惑の魚

河川敷へ下って飛び石を渡りながら水面に目をやると、なんと1年8ヶ月ぶりとなるカダヤシ疑惑の魚が泳いでいるじゃありませんか。

上から見ると黒い線が見えるため、どう見てもメダカです。 が、このウェブサイトではカダヤシとして掲載しています。

境川(別府市) ヒメアカタテハ画像を拡大する
境川(別府市) ヒメアカタテハ

飛び石を渡った先の左岸にはキバナコスモスが大量に咲いています。 その花の蜜を吸いにヒメアカタテハが来ています。

ヒメアカタテハの翅を裏から撮影したのは初ですが、なるほどアカタテハとはハッキリと模様が違いますね。

境川(別府市) キバナコスモスの花の蜜を吸うクマバチ(クマンバチ)画像を拡大する
境川(別府市) キバナコスモスの花の蜜を吸うクマバチ(クマンバチ)

ブーンという重低音がする方を見ると、クマバチもキバナコスモスの花の蜜を吸いにやってきていました。 クマバチはカワイイので癒やされます。

境川(別府市) 河川敷の左岸の下流の様子画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷の左岸の下流の様子

下流に目をやると、河川敷の歩道には雑草はないようです。 うん、除草されているかどうかはわかりませんが、なんとか進めそうです。

境川(別府市) 河川敷の左岸を下流へ歩く画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷の左岸を下流へ歩く

キバナコスモス地帯を離れ河川敷の左岸を下流へ向かいます。 近くからセキレイの鳴き声が聞こえますが、姿は見えません。

境川(別府市) 砂防ダムの上段の五連の飛び石と下段の四連の飛び石画像を拡大する
境川(別府市) 砂防ダムの上段の五連の飛び石と下段の四連の飛び石

その先の砂防ダムは2段になっており、上段には五連・下段には四連の円形の飛び石が設置されています。

境川(別府市) ここにもカダヤシ疑惑の魚がいる画像を拡大する
境川(別府市) ここにもカダヤシ疑惑の魚がいる

上段の五連の飛び石の周囲にも小さな魚が泳いでいます。 お、カダヤシ疑惑の魚のようですね、ここにもいたんだ。 なお、下段の四連の飛び石の周囲には魚はいませんでした。

  
上の写真は拡大画像のフキダシを追加するためにGIMPで加工しています。 なお、フキダシが追加されている以外は撮って出しの画像のままです。
境川(別府市) シオカラトンボ画像を拡大する
境川(別府市) シオカラトンボ

さらに少し進んだところでは、石に止まるシオカラトンボに出会いました。

境川(別府市) 階段で土手上の草地へ画像を拡大する
境川(別府市) 階段で土手上の草地へ

河川敷の歩道はこの先の砂防ダムで行き止まりになるため、階段で土手上に上がります。 土手上にはちょっとした広さの草地があります。

境川(別府市) 土手上の草地を進む画像を拡大する
境川(別府市) 土手上の草地を進む

土手上の草地を進みます。 この草地はヤマトシジミをよく見かける素敵空間です。

境川(別府市) 長い階段を下ると河川敷へ戻ることができる画像を拡大する
境川(別府市) 長い階段を下ると河川敷へ戻ることができる

草地の先の階段を下ると河川敷へ戻ることができます。 この階段の周囲では、過去に2度ほどクロコノマチョウを見かけました。

境川(別府市) コミスジ画像を拡大する
境川(別府市) コミスジ

階段を下りながらふと横を見ると、クロコノマチョウではなくコミスジがいました。 傷ついた翅が痛々しいです。

境川(別府市) 翅の先端に紋があるマユタテアカネ画像を拡大する
境川(別府市) 翅の先端に紋があるマユタテアカネ

階段をさらに下るとマユタテアカネと出会いました。 しかも、初撮影となる翅の先端に紋がある個体です。

  
境川(別府市) 河川敷の歩道を塞ぐ倒木画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷の歩道を塞ぐ倒木

その先の砂防ダムの横では倒木が河川敷の歩道を塞いでいます。 引き返す気にはなれないので、仕方なく下をくぐることにします。

境川(別府市) 西別府橋はもうすぐ画像を拡大する
境川(別府市) 西別府橋はもうすぐ

倒木をくぐって先を見ると西別府橋はすぐそこです。

境川(別府市) 河川敷の歩道を塞ぐ倒木の根本画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷の歩道を塞ぐ倒木の根本

振り返ると倒木の根本が見えます。 倒木の根本は、土手のコンクリートに引っかかっているだけのようです。 こうして眺めてみると、何かあればずり落ちてきそうなとても危険な状況です。 よかったです、潰されなくて。

境川(別府市) 河川敷の歩道を覆う生い茂った雑草画像を拡大する
境川(別府市) 河川敷の歩道を覆う生い茂った雑草

倒木の先では歩道が雑草に覆われています。 ただし、引き返すほとではなくなんとか通れるぐらいの草の量です。

境川(別府市) 階段で扇山町側の道路へ画像を拡大する
境川(別府市) 階段で扇山町側の道路へ

階段で扇山町側の道路へ上がります。 西別府橋の上流の砂防ダムは河川敷では越えられないためです(大冒険すれば越えられますが危険です)。

扇山町(別府市) 境川沿いに道路を下る画像を拡大する
扇山町(別府市) 境川沿いに道路を下る

階段で道路へ上がったら境川沿いに下流へ歩きます。 西別府橋は渡らずに越えて、左岸から河川敷へ下ります。

境川(別府市) 西別府団地の横の河川敷を下流へ画像を拡大する
境川(別府市) 西別府団地の横の河川敷を下流へ

西別府団地の横の河川敷を進みます。 ここは通年歩きやすいです。

境川(別府市) 水面から顔を出すスッポン画像を拡大する
境川(別府市) 水面から顔を出すスッポン

その先の砂防ダムではスッポンが出迎えてくれました。 いつもは遠くからこちらに気づいて水中に逃げるのですが、今日はまだ気づいていません。 おかげで水面から顔を出しているところを撮影できました。

境川(別府市) 遠くに見えるイナコスの橋画像を拡大する
境川(別府市) 遠くに見えるイナコスの橋

さらに下ると遠くにイナコスの橋が見えてきます。 ここから先は草ボーボー地帯ですので、河川敷を進むのは諦めます。

境川(別府市) 飛び石で対岸へ渡って土手上の遊歩道へ画像を拡大する
境川(別府市) 飛び石で対岸へ渡って土手上の遊歩道へ

飛び石で対岸へ渡って土手上に上がることにします。 土手上には素敵な遊歩道がありますから。

境川(別府市) 飛び石の途中からの下流の眺め画像を拡大する
境川(別府市) 飛び石の途中からの下流の眺め

飛び石の途中からの下流の眺めです。 昨日は四国が割とはっきり見えていましたが、今日は見えませんね。

境川(別府市) ハクセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) ハクセキレイ

おや、四国は見えませんでしたがハクセキレイがいます。 若鳥っぽいですね、色がやや薄いですから。

境川(別府市) ハラボソトンボ画像を拡大する
境川(別府市) ハラボソトンボ

さらに近くの石にはハラボソトンボが止まっています。 お隣の宮崎県では準絶滅危惧種なのに、ここ境川ではよく遭遇します。

南立石二区(別府市) 土手上の遊歩道で南立石公園へ画像を拡大する
南立石二区(別府市) 土手上の遊歩道で南立石公園へ

土手上に上がり遊歩道で南立石公園を目指します。 なお、ここは野鳥や蝶に出会える素敵な遊歩道です。

水辺の野鳥は河川敷に出没しますが、メジロエナガシジュウカラジョウビタキとは、この遊歩道でよく遭遇します。

南立石公園(別府市) 南立石公園を境川沿いに下流へ画像を拡大する
南立石公園(別府市) 南立石公園を境川沿いに下流へ

南立石公園に入り、境川沿いに下流へ歩きます。 近くの木にヒヨドリが止まりましたが、逆光だったため撮影は諦めました。

南立石公園(別府市) イナコスの橋とその先の西別府病院画像を拡大する
南立石公園(別府市) イナコスの橋とその先の西別府病院

イナコスの橋とその先の西別府病院が見えますが、今回は渡らずにこのまま公園を下ります。

南立石公園(別府市) 階段で河川敷へ画像を拡大する
南立石公園(別府市) 階段で河川敷へ

階段で河川敷へ下ります。 下った先は古戦場橋のすぐ上流です。

境川(別府市) 古戦場橋をくぐってさらに先へ画像を拡大する
境川(別府市) 古戦場橋をくぐってさらに先へ

古戦場橋をくぐってさらに下流へ進みます。 大分市街すら霞んでいます。 四国が見えないはずです。

境川(別府市) エノコログサ(ネコジャラシ)画像を拡大する
境川(別府市) エノコログサ(ネコジャラシ)

エノコログサ(ネコジャラシ)です。 もうすっかり秋ですね。

境川(別府市) ナミハンミョウ画像を拡大する
境川(別府市) ナミハンミョウ

コスモス荘園店の少し上流ではナミハンミョウと出会いました。 相変わらず凶暴そうな面構えです。

境川(別府市) モクズガニの死骸画像を拡大する
境川(別府市) モクズガニの死骸

少し下流ではモクズガニの死骸と遭遇しました。 ここでは過去に3・4回ほどモクズガニの死骸を見ています。 境川の他の場所ではモクズガニの死骸を見たことはありません。 なぜ、ここだけで見かけるんでしょうね。

  
モクズガニは海で産卵します。 成長して稚ガニになると川を遡上するらしいですが、砂防ダムがいくつもある境川をよく上ってこれるものです。
境川(別府市) キセキレイ画像を拡大する
境川(別府市) キセキレイ

コスモス荘園店の横ではキセキレイと出会いました。 夏の暑い時期はキセキレイはもっと上流へ移動します。 キセキレイが戻ってきたことでも秋を実感することができました。

境川(別府市) であい橋が見えたので引き返す画像を拡大する
境川(別府市) であい橋が見えたので引き返す

であい橋が見えたのでここで引き返します。 コスモス荘園店で飲み物を購入し、上流へ戻ります。

境川(別府市) ギンヤンマ画像を拡大する
境川(別府市) ギンヤンマ

ふと対岸を見るとギンヤンマが飛んでいるのが見えます。 ギンヤンマにピントを合わせて撮影しようとすると数時間かかるので、遠くからテキトーに撮影することにします。

  
向かって右から約15%、上から約60%の位置にボケて写っています。
境川(別府市) キタテハ画像を拡大する
境川(別府市) キタテハ

その先ではキタテハと遭遇しました。 それほど珍しくはないようですが、境川ではあまり見かけません。

境川(別府市) 古戦場橋と扇山画像を拡大する
境川(別府市) 古戦場橋と扇山

古戦場橋の奥に扇山が見えます。 なんと、扇山すら霞んでいます。

境川(別府市) 古戦場橋の下の左岸はつる性植物で覆われている画像を拡大する
境川(別府市) 古戦場橋の下の左岸はつる性植物で覆われている

古戦場橋の真下の左岸はつる性植物でビッシリと覆われています。 蛇がいる可能性を考えると通る気にはなれません。

境川(別府市) 階段で南立石公園へ画像を拡大する
境川(別府市) 階段で南立石公園へ

飛び石で右岸へ渡って古戦場橋をくぐり、その先の階段で南立石公園へ上がります。

南立石公園(別府市) 南立石公園を境川沿いに上流へ画像を拡大する
南立石公園(別府市) 南立石公園を境川沿いに上流へ

南立石公園を境川沿いに上流へ歩きます。 涼しくなってきたこともあり、周囲には犬の散歩をしている人がそれなりにいます。

南立石公園(別府市) ウラギンシジミ画像を拡大する
南立石公園(別府市) ウラギンシジミ

イナコスの橋を過ぎてしばらく進んだ先でのこと、翅の裏が真っ白な蝶に遭遇しました。 おっと、ウラギンシジミです。

南立石公園(別府市) この表翅の模様はウラギンシジミのオス画像を拡大する
南立石公園(別府市) この表翅の模様はウラギンシジミのオス

お、翅を広げてくれました。 おかげで翅の表を初めて撮影することができました。 表はこんなにキレイなんですね。

南立石二区(別府市) 土手上の遊歩道を上流へ画像を拡大する
南立石二区(別府市) 土手上の遊歩道を上流へ

南立石公園を抜け、土手上の遊歩道を進みます。 今日は遊歩道での野鳥との出会いはありませんでしたが、もうしばらくすれば渡り鳥たちと出会えることでしょう。

南立石二区(別府市) 西別府橋が見えてきた画像を拡大する
南立石二区(別府市) 西別府橋が見えてきた

西別府団地を越えると西別府橋が見えてきます。 今日の散歩もそろそろ終わりです。

  
  

感想

カダヤシ疑惑の魚の居場所がわかったことが嬉しかったです。 また、久しぶりにコミスジに出会うことができました。

さらにヒメアカタテハの翅の裏を撮影できたり、ウラギンシジミの翅の表を撮影できたりと初撮影の機会にも恵まれました。

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